中心窩(ちゅうしんか)で物を見ること

 ここで、普段物を見るとき目の網膜のどの部分をつかっているかという話をします。

視野のど真ん中で物を捕らえていますね。
遠くのものでも、近くのものでもうまく目を動かして視野の中心にすえ、そしてフォーカシング(焦点を合わせること)をします。
 
当たり前のことです。
こんなことは子供のうちから物を見ることとして自然に学び、身に着けていくことです。
そしてそれが物をもっとも鮮明にとらえる方法であることを皆知っているわけです。
とりあえず検索サイトで 中心窩についてしらべてみてください。
「物を見るということは網膜の黄斑部という網膜のもっとも感度高い部分のさらに最も鮮明な像の得られる 中心窩で見ることだ」
と暗に前提としてかかれているはずです。

しかし、子供の頃から当然としてきたことが視野を狭くしてしまっている大きな問題だったのだと私は感じました。

その大前提から外れるものをみる新しい手法「ソフトフォーカス」
を図解するということに挑戦してみたいと思います。

あくまでいろいろな本をよんだり、自身の体験から基づいたものであり、
現時点でこれを証明するものは何一つありませんが、右脳速読やフォトリーディングで使われる人が増えていけばいつか後生で証明されるものと思います。


遠くをみていたときに目の前に大きなお椀のような半球があると仮定してみます。
これは、物が割りと鮮明に見える半球面です。実は網膜をひっくり返した図です。


お椀の底は黄斑部という網膜の感度の高い部分ですが、 中心窩はさらにど真ん中で奥にでっぱっているところに対応します。

人間の目は二つありますので、完全に輻輳(寄り目にすること)しなければ上記のように2つに分かれますが、輻輳すると1つに合わさります。

遠くをみながら歩いていたときに、周辺部で人を見つけたときどうしますか?
視野の真ん中にくるように目を動かし、フォーカスしますね。



それで鮮明な人の顔が得られ、識別する。
このように周辺視野はあくまでも補助的に使われ、大事なことはほとんど 中心窩のフォーカシングにたよるのが普通の見方です。

しかし、

このようにどちらかというと 中心窩の周囲の黄斑部にピントを合わせた形で見る力を養っていくと、徐々に鮮やかな像でみることができ、なおかつ非常に広い視野になる。
さらにピントを厳密に合わせなくても問題はない。
それがソフトフォーカスと考えています。

右脳が活性化するという一言で片付けられるソフトフォーカスですが、私としては網膜の使い方に主要なポイントがあるのではと現段階で考えています。



書籍の紹介

5分間集中力トレーニング

潜在意識活用系の書籍としては非常にわかりやすく洗練された名著。これを読んでから上の「頭脳の果て」を読んでいくと良いと思います。

頭脳の果て

当サイトでも繰り返し取り上げている潜在意識活用法「イメージストリーミング」のバイブルともいえる本。
フォトリーディングもここからはじまったのです。

奇跡の「スピリチュアル脳」発見ノート

後半の右脳を活性化させる方法論はぜひ一読すべきです。
上記の2冊とあわせて読むことで理解はさらに深まるでしょう。

図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める (大型本)
フォトリーディングの手順を図解にしてわかりやすくしています。
私もこの本からフォトリーの勉強をしました。ミカン集中法は秀逸。

「潜在能力」であらゆる問題が解決できる―あなたの才能を目覚めさせる「ナチュラル・ブリリアンス・モデル」4ステップ (単行本)

アマゾンでフォトリーディングの本が賛否両論あることに対し、同一筆者であるにもかかわらず、この本には好印象のレビューがならんでいることから玄人好みと思う一冊です。
イメージストリーミングの亜型の印象があり、イメスト、フォトリーへの理解が深まるでしょう。

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