広がった視野と視点移動


ソフトフォーカスにより読視野(文字を識別できる範囲)は広がります。



これを通常の読視野とすると



ドーナツ状になった部分が周辺視野優位の読視野モデルです。

なぜ中心部を残しているかというとここは中心視野であるからです。周辺視野優位の状態では、ここは使わない(意識しない部分)として扱う必要があると考えています。つまり二つの円で囲まれたドーナツ状に広がった視野を読書に活用する、ということになります。



上の線を20文字程度の文章とします。







すると普通は文章の上をなぞるように狭い視野が移動します。


広い視野があるとどのように動くか。
ただし、広い視野の中心部は、視野を維持するためになるべく使わないことに注意して、



このように、文章の方向にこだわらず動くことが可能になります。
逆に言うと、文章の方向に従うと視野が中心視野優位になっていき狭まりやすくなります。



仮に2行の横書きの文章をこの視野状態で一目で見ていることを考えてみます。
視点はどこにあるでしょうか。1行目の上の空白にあります。
つまり目は空白を見ているのに2行の文章を捉えているということになります。

「文章の間の空白をみると良い」
というのはこの状態を指し、逆に文字をなぞるように読むとうまくいきません。

しかしソフトフォーカスになれてくると無理に空白を見つめなくとも維持できるようになりますので字詰まりの文章もソフトフォーカスできるようになってくるはずです。



上の図では、3行の文をソフトフォーカスで捉えていますが目の中心(視点)は
1行目のある一点を見ています。

「2行目、3行目もみている目は1行目を向いている」

これだけ聞いても非常に不思議な感じですね。

しかしフォトリーディングではもっと大きい視野にならないと成り立たないはずです。



これを本としましょう。
この中には50行くらいの文があるはずです。



これをフォトフォーカス(ソフトフォーカス)で見た場合、読視野はこれ
くらい大きくないといけません。
そして、視点はどこでしょうか。
本の境目ですね。
ここでソフトフォーカスをしっかり実践しているなら、意識は
ドーナツ状の視野内の文字列にあるはず。
そのとき本の境目はぼやけ、また二つに分かれます。
これがブリップページとして認識されます。


書籍の紹介
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