1分あたり文字数と識字力

「読む」ということは、目に文字を入れるということと、頭で理解するという大きく分けて2つのファクターがあります。
これを速読を理解するために再確認しながら考察を加えていきたいと思います。



縦軸が1分間に目にすることができる文字数、横軸を右に行くにしたがって文章の難易度が上がるというグラフをかいてみました。

読みやすいライトノベル、自己啓発書から、専門書、普通最も読みにくい洋書まで並べてみました。
もちろん人によって読みやすさは変わってくると思います。

とりあえず、文章の難易度にかかわらず同じスピードで目を走らせたとして、普通読字スピードは毎分600字程度といわれていますので、青線を引いてみました。

対して上に毎分5000字の線を引いてみました。青線を引き上げるには目のスピードを上げて文字を 中心窩 (ちゅうしんか、網膜の中心で視点に相当するところ)で多く拾っていくか、視野を広げるかどちらかが必要です。


次に識字力のラインを赤で加えてみます。


簡単な本は1分間に識字できる数は多いはずですが、本が難しくなるにつれて識字数はどんどん減っていきます。
理解が遅くなるということです。

青1と赤1のラインによって3つのゾーンができました。

ゾーン1の上縁のラインが、現在の読字ラインとなります。ライトノベルや自己啓発書はもう少し読むスピードを速くすれば、速く読めるが、教科書や洋書は速く目を走らせても理解がついていかない、という解釈になります。

ゾーン2は赤いラインまでは青いラインを上げることによりすぐに理解ある速読が可能となるということになります。

ゾーン3は、青いラインを上げたところで、内容はちんぷんかんぷんというところです。

速読の訓練をして、目のスピードを速めたり、視野を上げることはもちろん効果があります。
しかし赤い理解できる文字数のラインをあげることは、いろいろな本を読んだり、経験を積むなどしていく必要がありますので、簡単ではなさそうだ、といえます。


ここから私の自説に入ります。

周辺視野を鍛えて俗に言う右脳速読や、フォトリーディングをすることでどんな書物も一読で理解できるのか・・・といえば、それは言いすぎであるだろうと。

しかし、周辺視野拡大訓練やイメージストリーミング、ミカン集中法やフォトリーディングを繰り返し繰り返し行うと、


図のように、赤1から赤2のように主に簡単な書物に対しての識字力がアップするようなのです。

先ほど説明したゾーン1、ゾーン2、ゾーン3も移動していきますのでチェックしてみてください。

何でこのようなことが起こるのか、自分の体験も含めて考察を後でしていきたいと思いますが、とりあえずこの視野が広がるだけでなく、読解力も相応にアップする現象を
「右脳効果加算」
と称しておきます。



書籍の紹介

5分間集中力トレーニング

潜在意識活用系の書籍としては非常にわかりやすく洗練された名著。これを読んでから上の「頭脳の果て」を読んでいくと良いと思います。

頭脳の果て

当サイトでも繰り返し取り上げている潜在意識活用法「イメージストリーミング」のバイブルともいえる本。
フォトリーディングもここからはじまったのです。

奇跡の「スピリチュアル脳」発見ノート

後半の右脳を活性化させる方法論はぜひ一読すべきです。
上記の2冊とあわせて読むことで理解はさらに深まるでしょう。

図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める (大型本)
フォトリーディングの手順を図解にしてわかりやすくしています。
私もこの本からフォトリーの勉強をしました。ミカン集中法は秀逸。

「潜在能力」であらゆる問題が解決できる―あなたの才能を目覚めさせる「ナチュラル・ブリリアンス・モデル」4ステップ (単行本)

アマゾンでフォトリーディングの本が賛否両論あることに対し、同一筆者であるにもかかわらず、この本には好印象のレビューがならんでいることから玄人好みと思う一冊です。
イメージストリーミングの亜型の印象があり、イメスト、フォトリーへの理解が深まるでしょう。

わらし仙人の30倍速読術―往復の通勤時間で、年間600冊読めたら、人生が変わります!

こんな下で紹介していますが、速読練習帳としてイチオシの名著です。
50回読んでください、とのこと。読みましたとも、50回。



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